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2022.02.08STYLE BREAD保育園
STYLEBREAD 保育園向け会報誌「こどものパン通信」No.6発行しました
STYLEBREAD 保育園向け会報誌「こどものパン通信」No.6発行しました。暦の上では春ですがまだまだ冬の寒さが厳しいですね。天気予報は平年並みの気温というので実は毎年の季節の動きなのかもしれないですね。2022年を迎え、私たち「こどものパン通信」編集チームも新たな気持ちで動きだしました。明るく元気な春のお便りになったら嬉しいです。
表紙のアレンジ「よくばり2食クリームパン」
暖かく気持ちのよいぽかぽか陽気と共に、新年度がやってきますね。卒園・入園は子どもたちにとって、新しい世界へのドキドキわくわくの第一歩ですね。子どもたちの成長のお祝いに、可愛くデコレーションした紅白のメロンパンはいかがでしょうか?
今回のアレンジに使用したのは、「ホテルメロンパン とちおとめ苺」と「ホテルメロンパンミルク」の2製品。直径5cm程度のミニメロンパンを半分にカットしてホイップクリームをはさみ、上には生クリームとフレッシュな苺でおめかししました。苺の生産はお隣の栃木県が有名ですが、近年群馬県産のおいしい品種の苺がたくさん出回るようになり毎年楽しみな季節です。
ほいくえんのバトン「千葉県 株式会社ハッピーナース ミルキーホームもねの里」さま
ある日の献立
汁物:ねぎのコーンスープ
主菜:豆腐とひじきのミートローフ
副菜:切干大根とちくわのサラダ
パン:プティポワン
健康的でとってもおいしそう!お野菜柄の食器もまたカワイイですね
Q. スタイルブレッドご利用のきっかけについて教えてください。
当園の給食はアレルギー対応食です。卵、乳製品を除去したパンはパサつくと、子ども達から不人気で悩んでいました。そんな時に本社よりスタイルブレッドの紹介があり、サンプルを試食したところ歯切れが良くしっとり柔らかな食感で、尚且つ安心安全であることを知り、即採用となりました。
Q. スタイルブレッドのパンの感想は如何でしょうか。
やさしい甘さのパンなので色々なおかずに合います。子ども達はパンにおかずをサンドしたり、ちぎってシチューにつけたりと、「美味しい!」「最高!」と工夫を楽しんでいる様子です。おやつでは、プティポワンにかぼちゃやバナナで作った豆乳クリームをサンドしたクリームパンや、食パンをきな粉と豆乳で漬け込んだフレンチトーストが人気です。食パンはちょうど良い大きさでアレンジしやすいので、楽しみながらメニュー開発に取り組んでいます。
おやつにプティポワンで「豆乳かぼちゃクリームサンド」
Q. 子どもたちの食について大切にされていること、気を付けていることを教えてください。
味覚を形成する大事な時期となり、「昆布」「かつおぶし」の本来の出汁のうま味を生かした和食を中心に、人気のパン・スパゲティ・ハンバーグ等の洋食も取り入れています。加工食品をなるべく使わず、安心安全な食材と旬の素材を選んでいます。また、調理方法は食感(硬さ)や食べ応え(大きさ)に変化を加え、沢山の味覚を経験させ美味しく感じる工夫をしています。「給食が美味しい」と言ってくれる子どもや保育士が多く、子どもがお家でも給食のメニューを食べたいと、保護者からレシピを訊かれることもあります。
No.5 しらかば保育園さまからのバトン「園の人気メニューを教えてください!」
カレーの味付けをしたものが人気です。特に大豆をミンチしたものと挽肉を合わせた「キーマカレー」は、子ども達のリクエストメニューに必ず選ばれます。
次の園へのバトン
「未満児の食育活動は、どのようなことを行っているのか教えてください。」
【スタッフより】
ミルキーホームもねの里の栄養士さん、みなさん、お忙しいなか快く取材対応いただき誠にありがとうございました!「キーマカレー」が人気だなんて園児のみなさんは給食やおやつで工夫されたたくさんのお味を知ってきっと味覚の成長もはやいのですね。食感も風味も豊かなお野菜たっぷりの元気なおかずとパンはどんなお味かなと想像したらお腹が空いてきました。
「桐生酵母」ができるまで
●桐生酵母のはじまり
私たちの初代、新潟県の農家の二男として育った田中健治は、明治の終わり頃、独り立ちの手段として菓子職人の道を歩みはじめました。当時は「菓子」といってもお饅頭づくりが主な仕事で、健治のつくるお饅頭は評判を呼んだそうです。おいしさの秘密は自家製の酵母を発酵させてつくる技法にありました。評判に自信を付けた健治は、独立の地として「桐生」を選びます。
渡良瀬川と桐生の山々
世界遺産に登録された富岡製糸場の開業と同じ時代、桐生は織物工場が立ち並び多くの織手が活躍していました。町が織物の産業都市として発展する中、健治は当時舶来文化として横浜や神戸で流行り始めていたパンづくりに着目し、自慢の自家製酵母を応用したのが桐生酵母のはじまりです。その後令和の現代に至るまで、初代健治の技術を継承し改良を重ねています。
●桐生の自然と酵母の出会い
初代健治が「桐生」に決めた理由は、得意とする自家製酵母づくりにとって最高の土地であるとの想いからでした。パンづくりは本来、酵母や粉、塩といったその土地がもつ自然の恩恵の賜物です。最古のパンは、古代エジプトで小麦粉と水をまぜたものに酵母菌が偶然付着して誕生したといわれています。
私たちがパンを焼く「桐生」は、渡良瀬川と桐生川の二つの清流が交わる、水にとても恵まれた町です。その場所は赤城山の南面に広がり、山に囲まれたこの地域には「赤城おろし」と呼ばれる乾いた強い風が吹きます。パンの生命である自家製酵母は、生まれた場所の空気や水によってその風土ならでは個性を育み、豊かな自然環境でゆっくりと熟成されていきます。実はパンも全国各地でつくられている日本酒や味噌と同じく、地域の食材と空気、そして時間が完成させるたべものなのです。
桐生酵母。すべてのパンに桐生酵母を使用しています
世界のパン旅行 #3イギリス「500年以上前に誕生!?みんな大好き食パンの歴史」
朝食の定番といえばアレンジ自由自在の食パンを思いつきますね。食パンが生まれたのはなんと今から500年以上も昔にさかのぼります。コロンブスがアメリカ大陸を発見した頃、みんなが一度に食べられるようにと、切り分けができる上部がふっくらした山型白パンがイギリスで作られました。
ミニ食パン「無添加食パン」
明治初期、イギリス人のパン職人が横浜のベーカリーで日本に住む外国人向けにパンを作り出したことをきっかけに、山型白パンは日本で広まります。日本では、蓋をして焼くことで水分が閉じ込められ、よりしっとりふわふわになる「角食パン」が主流となりました。
スタイルブレッドでは山型の「ローフ」、角型の「プルマン」をミニサイズで開発し、バリエーション豊富に揃えました。そのままでもしっとりふわふわ、アレンジしても楽しい、色とりどりの食パンをぜひ試してみてくださいね♪
「無添加食パン」でツナとキュウリのサンドイッチ
STYLE BREAD MENBERS #4 営業担当 高見「パンのご紹介や、お困りごとのご相談を担当しています」
私は子どもの頃からパンが大好きで、パンに囲まれて仕事ができるスタイルブレッドに魅力を感じ入社を決めました。スタイルブレッドのパンを初めて食べたときにもちもちしっとりの生地と焼き立ての香ばしい香りに感動したのを覚えています。
保育園の職員さんから「おいしい」「子どもたちが喜んで食べています」と嬉しいお言葉を頂くたびに、いつも元気をもらっています。これからも子どもたちが元気いっぱいに成長できるようにお手伝いしますので、何か困ったことがあったらいつでもご連絡ください!
【編集後記】
今回の編集はオミクロン大流行のさなかで、やがてやってくる春のわくわく感をイメージして作成しました。栄養士の先生方の「アレルギー対応の食パンがほしい」のお声で誕生した、「無添加食パン」は販売開始から半年程度ですが、もう保育園で選ばれるパンのなかでトップクラスに成長しました。またお電話やFAXでのスタッフとのやりとりや、アンケートなどでぜひパンに関するお声をきかせてください。お待ちしております。冬の寒さももう少し、みなさまどうぞお体にお気をつけてお過ごしくださいませ。
スタイルブレッドの「高品質な冷凍パン」は、全国3500社以上のホテルやレストランで採用されています。自家製酵母を使用して伝統製法で丁寧に作るこだわりのパンは、プロも納得のクオリティ。料理に合わせるパンとしてシェフから高い支持を得ています。